2011年9月13日火曜日

花組 ファントム 壮一帆さん

最終日も11時公演に行ってしまいました。
友人が当日券で並んでいたのですが、どんどん左側の席から埋まって行く、あ~壮さんファンねって感心していましたが、どう考えても左側に行くしかないでしょ。


2番手の役ではないと始まるまでは思う処はありましたが、少ない場面でも、あれほど印象に残る場面はないと思い直し・・・。
何度見ても、良いとしか言いようがないし、あれ見たさに何度劇場に行った事か・・。


大好きな華月由舞さんの退団、また綺麗な娘役がいなくなってしまいました。
天海さんがいた頃の月組を「娘役の宝庫」と云っていたのですが、今の花組は5組体制になって初めてその様に言える組と思います。フィナーレで蘭乃さん中心に大階段を降りるシーンなど壮観です。


観ている内に、とむさんも凄いなって思え、何より愛音さんのフィナーレの「美しいひと時、愛の夜よ」の歌声が異常に好きになりました。幕が下り暗い処へ、優しい語り掛けの様で好きです。


エリックの幼少期役の実咲凛音さんは数年後にはセンターでしょうね、それはそれで楽しみです。


祭りの後の虚無感で、良く判らないのですが、細かく全て良かった。
フィナーレが花組らしくて、娘役の踊りも、黒燕尾も格好良いし、ダンスの花組だったです。


最終日の11時が見納めでしたが、お客さんが異常に良い感じで、どこのクラブも全員へ拍手。
好きがあっても嫌いはない、それが女性の楽しむ宝塚だと思うので、良い時に来れたなって思いました。今年は、花組で盛り上がり嬉しいです。
エリザベートの初演を観た時、余りの素晴しさに感動した時と同じに、壮さんの銀橋の歌には感激です。
来年まで花は来ないのねと思うと、大分虚しい気分です。